森の探検隊レポート

2019.06.30
その他活動

6月26日、山代保育園、河南保育園、山中中央保育園の3つの保育園の年長と年中の子どもたち20名と、加賀市勅使町にある法皇山横穴古墳郡を探険してきました。

法皇山古墳群は、6世後半から7世紀(古墳時代〜飛鳥時代)にこの辺りの有力階級が埋葬された群集墓で、82基の横穴が確認されています。

自然インストラクターのくまちゃん、まっすー、よっしーの3人が子どもたちを森へと案内します!

まずは元気に法皇山の森に向かってご挨拶!
「こんにちは!よろしくお願いします!!」

さぁ森からは返事があるかな〜?みんなで耳を澄ませば…
鳥の鳴き声、風の音が返事をしてくれました。

子どもたちは自分で作った虫取りかごを首から下げています。

人間以外の生態系によって独自のバランスが保たれている自然界です。くまちゃんからは自然の植物を採る時は「ひとつください」と話しかけてから採ろうね〜とお話がありました。

まっすーからは、森の中に潜む人間にとって危険な虫や植物についての知識がしっかり伝授されました。

例えば、
蜂が出たら、首を抑えてしゃがむ。
漆の木や毛虫のそばを通る時は手を後ろに組む。
蛇やムカデが出たらぴょんと後ろに下がる。

自然の中は予想外のことが起こり得るので大切な心構えですね!

さて、次は準備運動も兼ねて、簡単なゲームを行います。
森の探検隊の歌をうたって、みんなは立派な探検隊に!!

「さがーせ探せ、さがーせ探せ、さがーせ探せ僕らは探検隊♪」

よっしーの指示した植物を自分で探して採ってくるゲームです。

「匂いがして白い花のついた植物(どくだみ)を探せ〜!」
「穴の空いた葉っぱ、見つけられるかな〜!?」
「裏が白い葉っぱはどこかな〜?」

子どもたちはワッとてんでバラバラに散って行きます。

茂みを見つめる真剣な眼差し、草を分ける仕草、「あったー!!」と見つけた時の満面の笑みと、それを「ほら!」と先生に見せに戻ってきた時の誇らしげな姿。

すでに子どもたちの冒険は始まってますね。

いよいよ、法皇山に入っていきます。

入り口すぐの山肌に、ポコポコ空いた奇妙な洞窟(横穴古墳)を発見します。

勇気を出してみんなで入ってみましょう。

引率の保育園の先生方は「怖い子は下にいてもいいよー」と声を掛けますが、誰一人残りません!

「ちょっと怖い〜」「ドキドキする〜」と言いながら前の人にぴったりとくっついて一歩一歩ゆっくりと中に入っていきます。

暗い洞窟の中。頼りになるのはよっしーの照らすライトの光と仲間の存在です。

石の壁に囲われた狭い洞窟内。外に比べると随分とひんやりとしていて、地面は少し濡れているようです。

初めて訪れる不思議な世界。

出会ったことのない虫たちもいます。

興奮した子どもたちの声が洞窟内に響き渡っていました。

まさに、冒険!私の頭の中にはインディージョンズの映画のサントラが鳴っていました。

「コウモリがいたー!!」

「全然怖くないよ!楽しい!」

「次の洞窟も入りたい!!早く行こう!!」

どんどん後に続きます。洞窟と洞窟をつなぐ穴をよいしょよいしょとよじ登る子どもたち。

「えー!!○○ちゃんやっるぅ!!」

「かっこいいー!お母さんに伝えとくわ!」

先生方も大興奮!何人か泣く子もいるだろうと想定していらっしゃったみたいですが、涙を見せる子は一人もおらず、普段とは違う子どもたちの逞しい姿に目を丸くされてました。

その後も森を奥に進んで豊かな生態系にふれあいます。

子どもの夢中ぶりは水分補給を忘れるくらい。

たっぷり2時間半の森の探検は無事終了。

麓に戻ってきた子どもたちは少し疲れている様子でしたが、子どもたちの汗ばんだ額と紅潮した頬、自分で見つけた植物でいっぱいになったかごを誇らし気に見せてくれました。

なんだか、記録係で同行した私も久しぶりに童心に返ってとっても楽しかったです!

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