森の探検隊レポート

2019.08.07
お知らせ

7月24日は開陽保育園の年長の子どもたちと一緒に、山中温泉にある加賀東谷伝統建造物群保存地区の集落の一つ、今立地区の川を探険して来ました。

川で泳いだことがある子はゼロ!みんな初めての川遊びで少し不安そうでしたが、今回も心強い森の探検隊のリーダー、くまちゃん、よっしー、まっすーがみんなを引っ張ってくれました!

それでは、当日の様子を…。

今立公民館に集合したみんなで、命を守ってくれるライフジャケットを着用し、準備完了!

今回の探検場所は、大日山から片山津の柴山潟まで流れる動橋川が舞台です。

川に着くといつもの通り森に向かって挨拶!

「こーんにちはー!お邪魔しまーす!!」

ゴロゴロの石の上は歩きにくい。つまづいちゃう子もいます。お約束は、押さない、走らない。だけど教室の中でもなく、避難訓練でもありません!大自然の中、大声で話しても、腹の底から叫んでもオッケーです!

「きゃー!」
「べちょ濡れやー!!!」
「冷たい!」
「怖〜〜い!」
「靴に水入ったの嫌やー!」

子供たちの歓声が川面に飛び交います。

流れが無さそうに見えても、結構ありますね。まっすぐ歩けません。

川の色もいろいろ
白いところは瀬、浅くて流れの速いところ
緑のところは深〜いところ

頭つけてお空見て、浮いて川と一体になる感覚を味わいます。

はじめはほとんどの子が怖いからやりたくないと言ってましたが、ひとりが浮くと、僕も!わたしも!と後に続きます。

泳ぐよりも、生き物を捕まえたい子も。

大きな石の裏側は虫のマンションです。

「オタマ捕まえた!!」

と誇らしげなこの顔!

カジカガエルというここでしか生きられないカエルのオタマジャクシだそうです。

石集め名人も出てきました。

「かっこいいの見つけた!」

「ほら、ピンクの石あったよ〜!」

いろんな色、形の石です。きれいですねぇ。

あっという間の1時間半。

少しくたびれたけど、とっても楽しかったようです。

それぞれの子が自分のペースとやり方で、川と仲良くなっていました。

足裏の石の感触、
ときおりきこえる鳥や虫の声、
川に浮いて見上げた空の色、
怖かった想い、できた喜び、
おたまじゃくしを探す時のハンターになったキラキラした眼差し
石と石の間に手を突っ込んで仲間と集めたおたまじゃくし

年長の子どもたちにとっては保育園ですごす最後の夏。

その記憶の1ページに加わったらいいなぁ、と思いました。

この記事をシェアする

FacebookTwitterLINE