映画「ポバティ―インク」レポート9月15日】

2021.09.15
その他活動

野々市にある「のっぽくん」 元気な野菜たち のっぽくんをご存知ですか?無(減)農薬栽培の農作物や、身体や環境に優しい商品、フェアトレード商品を扱っていて、美味しいランチが食べられるカフェもあるお店です。

私イイガイの元職場でもあります〜♪

目的は、のっぽくんで開催されていたSDGsウィーク~未来につなぐ映画祭~で上映される【ポバティー・インクーあなたの寄付の不都合な真実―】の鑑賞でした。
テーマは。
寄付者と受益者。
支援者と受益者。

ハイチ地震やアフリカの援助にまつわる途上国支援の現実が、映画を通して丁寧に描かれていました。

援助の源はみな「良心」です。寄付もしかり、NGO支援しかり。「遠い国の貧しい人々に日本にいる自分はなにもできないから、せめて寄付だけでも」「問題を解決できる一員になれるのならば」と寄付も何度かしたことがあります。

でも。

援助だけで発展してきた国は世界のどこにもないという事実をこの映画を通して突きつけられました。

国際援助が、恩着せがましく押し付けの過干渉援助になりがちな故に、援助先の市場を崩壊させたり、いつまでたっても「支援される人」という依存構造から抜け出せなくなってしまったり、NGOに頼り切って自立心や起業の機会を奪ってしまったり、援助先の人々が市場や社会へ根付かない仕組み(法律・組織・制度・銀行や教育)を作り出していたり、そんなとんでもない貧困ビジネス構造を生み出している…という衝撃的な内容でした。

途上国支援のための、これまで散々行われてきたセレブのチャリティーソングやキャンペーンは次の世代まで、社会には「途上国=援助されるべき可哀想な人々」というイメージを植え付け、援助先には「卑屈な精神」を植え付けてしまっていた。

支援者は「人の役に立つ」という快楽を得たいがためにやっていないでしょうか。
受益者の自立と発展に本当に寄与しているのでしょうか。

財団のスタッフをさせていただいておりますが、足元を揺るがされる言葉を投げかけられました。そして、考えざるを得ませんでした。

・支援者を思いやり夢の実現を支えるサポーターになること。
・対等に見ること。
・権限を与え、ビジョンに賛同し、迎え入れ、仲間に入ること。そして成功を待つこと。
・事業の成長を支えるために、寛大なだけでなく、自分の行動がどう影響するか慎重になること。
・支援者の方が選れているので勘違いしないこと。

「魚を渡すのではなく、釣り方を教える」

あくるめ財団の活動の柱の一つに、【助成事業】があります。子ども、若者、地域活性というテーマでまさに今から加賀市でなにか行動しようとしている方々を助成金という形で応援する事業です。

こういうと、金銭的な支援をする団体と思われがちですが、あくるめのモットーに【お金だけにとどまらない支援を】というのがあります。

現在、未来と加賀市の子どもたちの笑顔がいきかう地域となるべく、活動していきます。

その時に、自己満になっていないか。
地域のためになっているか。
地域の皆さまに仲間になっていただけるか。
そんな温かい財団であり続けられるか。

地域の財団(コミュニティ財団)となるべく、皆さまから寄付や助言、厳しいご意見でも構いません、いただければと思っております。

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