令和元年度助成事業
【多世代交流から作る萬松園のグランドデザイン ~20年後の萬松園の未来に向けて~】
見学レポート

2019.12.22
助成事業
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12月21日(土)、今年度支援事業「多世代交流から作る萬松園のグランドデザイン
~20年後の萬松園の未来に向けて~」を見学して参りました。

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鈴木さんは1年前、加賀市主催の【PLUS KAGA】(プラスカガ:加賀市の地域活性化策を大学生に考えてもらう市の事業)に参加された際、豊かな植生ながらも荒廃が進む萬松園(山代温泉を見下ろす緑におおわれた小高い丘の上の公園、観光名所)に注目し、活動をスタートされました。

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この日は、【薬師山探検隊】の活動日でした。薬師山探検隊とは、山代児童センターに遊びに集う地元の小学生が、月に1度、萬松園にまつわる文化、自然、歴史などをフィールドワークを通して学でいく活動です。鈴木さんが事前調査して設定したお題(この日は「萬松園で宝物を探そう!」でした)に基づいて、実際に萬松園や山代温泉街に繰り出し、各人が観察・調査を行い、その後児童センターの教室に戻って自分が発見したことを話し合ったり、感想を述べ合ったり、まとめたりすることで学んでいきます。

学校の先生でもない、おじいちゃんおばあちゃんでもない、親でもない、「大学生のお兄ちゃん」と学ぶ時間。子どもたちにとっては学んでいるというよりは、むしろ一緒に遊んでいる感覚なんだろうなぁ、とリラックスして楽しんでいる子どもたちの様子から伺えました。

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都会からやってきた大学生が媒介者となり、地元の老若男女がつながり、萬松園に再び光が当たり始めています。毎回の活動がきれいにまとめられた模造紙や、探検隊のボランティアスタッフとの関係性、そして子どもたちが鈴木さんに向ける眼差しから、鈴木さんの実直で温かい人柄が感じられ、当財団も素晴らしい活動に支援することができていることを嬉しく思いました。

今後、鈴木さんの活動がどのように地元住民に引き継がれ、根付き、萬松園が地域の誇れる資源として後世まで遺されていくのか、そして、当財団としてもどのようにこの活動を応援できるのかを一緒に考えていけたらいいなと思います。

12月30日付けの北國新聞朝刊にも掲載されました。ぜひご覧ください。

今後の予定は

・3/21(土)の10:00~11:30に山代にて卒業制作の発表会

・4月中に「赤松の赤ちゃんに名前をつけようイベント」

➡上記二つのイベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期となりました。追記

開催決定が決まりましたら、またお知らせさせていただきます!これからも、山代温泉、萬松園に要注目ですね!

事業者:鈴木直樹(東京大学工学部都市工学科都市計画コース4年生)

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