あくるめ森の探検隊
R2年度前半活動レポート

2020.08.12
その他活動

自然体験事業「あくるめ森の探検隊」の2020年度前半の活動を報告します。今年は昨年よりも多くの市内保育園・子ども園にご参加いただいており、スタッフ一同、徐々にこの活動の意義を広くご理解いただけていることと嬉しく感じております。また、運営にあたり、今年はコロナの影響で開催自体がどうなることかと危ぶまれましたが、無事前半のすべてのプログラムを終了できたこと、関係団体の皆さまに感謝申し上げます。

あくるめ森の探検隊は、

加賀市で育つ子どもたちに、身近な自然の中でのダイナミックな遊びの体験を通して自然や郷土への理解・関心を深め、心身ともに豊かな人間性が涵養されることを目的としています

それでは、「森の探検隊って実際にはどのような活動を行っているの?」というご質問をよくいただきますので、ご紹介したいと思います。

6月3日  参加園:勅使保育園   活動場所:加賀市勅使法皇山

森の探検隊は半日(午前2時間)のプログラムです。この日のタイムスケジュールは以下の通り。

9:20 みんなでご挨拶:子どもたちは「探検に行ける!」というわくわくした気持ちで元気いっぱい声を出していました。
9:25 自然の音を聞く:耳に手を当てながら、小さな鳥の声にも耳を澄ませて静かに聞いていました。
9:30 「でーたぞ出たぞ♪」「なーにが出たの?」:森に潜む危険、蜂、ウルシ、毛虫、クマ、ヘビの危険予知を歌いながら覚える。
9:40 同じものを探そう:スタッフが示した穴のあいた葉っぱや茎、匂いのする葉っぱなどを、みんなで上手に探せました。
9:55 絵本を見る:「虫のしわざ探偵団」「コウモリの本」を興味を持って見ていました
10:05 お茶タイム:水分補給
10:10 探検に行こう:手作りの自然ビンゴカードを見せて森の中の発見に期待を持って出発しました。
イメージを膨らませながら、洞くつの中に入ってコウモリを見たり、生きもの発見したり、自然に触れました。
穴の中にできた木の穴、植物の穴、クモの糸からぶら下がる葉っぱや虫など不思議な発見を沢山しながら探検を楽しむことができた。
11:10 帰り道は子ども達の選んだ大きな道から回り道して山の入り口まで戻ってきました。
11:15 発見物を共有:お気に入りを見せ合ったり、発見したものを発表し合ったりしました。
11:20 自然に挨拶:自然に「ありがとう」の気持ちを伝え、また耳を澄ませて森の声を聞いて終わりました。

森の探検隊では、子どもの自然体験活動に精通した市内の任意団体と協力して行っております。この日の引率スタッフからの声をご紹介します。

【スタッフからの声】

  • 今日はほとんど女児だったが、男児1名が洞くつの中に率先して入って行き、友だちもついていく形だった。昨年まで怖くて洞くつに入れなかった子も一緒に入って行けたので嬉しそうだった。
  • この日のテーマは「穴」。「洞くつの穴を探検し、虫メガネも使って自然の中で見つかる穴を発見してみよう!調べてみよう!」というテーマにした。葉っぱの茎も虫メガネでよく見ると穴が開いていたり、大きなきのこもよく見ると小さな穴がいっぱいだったり、先生も一緒に発見を楽しんでいた。 
  • 「穴」発見のビンゴカードには、見つけたら自然物で色の印を付けることにしたので、それも試しながら花の色、葉っぱの色を付けていき不思議発見も楽しむことができた。 
  • 普段から自然に関心を持ちながら保育に当たっている先生の影響もあり、今日は本物の探検に行けるとみんなわくわくした気持ちで来ているので、戻り道は、予定と違った道を歩いて遠回りだったが、初めての道で何か見つかるか最後まで探検気分で歩くことが出来て良かった。

6月18日 参加園: 山中中央保育園&河南保育園  活動場所:橋立自然公園

2m(ソーシャルディスタンスの長さ)のロープに沿って葉っぱを並べたり、大きな円をつくって中にある落ち葉の数を数えたりしました。

クルミも落ちていましたよ♪

7月3日 参加園: 庄保育園&東谷口保育園   活動場所:県民の森

森の中を探検!良い目でじーっと!

みんなでこの日拾い集めた葉っぱや花をラミネートに挟んで、自然のトンネルをくぐります!子ども達はもちろん、引率の園の先生方からも思わず「うわぁ~!」という歓声が上がりました。お天道様に照らされた植物、光を通すとこんなにも美しいんですね。

7月22日  参加園:松ヶ丘保育園  活動場所:山中温泉今立地区で川遊び

今年の梅雨は例年よりも長く、前々日まで雨も降っていましたが奇跡的にこの日は晴れ。

きゃー!

つめたーい!!

開催後、園の先生から「普段は大人しめの女の子も積極的に参加していました」というお声をいただき、やっぱり自然の力はすごいなぁ!と、改めて自然体験の必要性を感じました。

冷たかったり、怖かったり。それでも仲間の力を借りて、自然の中に飛び込む子ども達。

不安な気持ちもあるけど、いざ勇気を出して一歩踏み出してみると、川の冷たさに驚いたり、流れに身を委ねてぷか~と浮く感覚を味わってみたり、先生にしがみつきながらも自分の足で向こう岸まで渡ってみたり、虫やカニを見つけたりしてるうちに、「楽しい!」という気持ちが不安に勝ってしまうのでしょうね。帰る時間を知らせると、
「もっと遊びたーい!」
という元気な声が返ってきてとても頼もしかったです。

R2年度の後半プログラムは10月から始まります。加賀市は海も川も山もすぐ近くにあり、豊かな生態系が存在します。あくるめ森の探検隊はそんな自然が舞台です。
また夏が明けたら元気いっぱい、自然の中で会いましょうね^^

この記事をシェアする

FacebookTwitterLINE